2018年11月15日 (木)

「はじめてみよう!これからの部落問題学習」①

1110()、はじめて人権スコラに参加しました。

 

「はじめてみよう!これからの部落問題学習」全4

1講目「なぜ若者は部落に対してマイナスイメージをもってしまうのか」

講師:石本清英さん(関西大学)

 

今回は、これまでの部落差別を中心とした人権問題の取り組みの成果と問題点の振り返りをして、これから何を伝えて行くのか?についてお話しいただきました。

 

2013年に豊中市で実施された「人権についての市民意識調査」では、50代以下の人たちは70%~90%の人が人権に関する教育を受けた事があると答えていますが、10代~20代では同和問題について学ぶ機会が減っています。

 

大学生のアンケートから、部落に対するイメージを聞くと「暗い」「怖い」「貧しい」「閉鎖的」などが出てきます。では高校までに、部落問題についてどんなことを教わったのか聞いてみると、「身分制度」「差別はしてはならない」「結婚差別」「就職差別」についての内容が多く答えられていて、同和教育の中で部落問題が正しく伝わっていなかったように思います。

 

201612月には「部落差別の解消の推進に関する法律」ができ、予算措置や罰則もありませんが、差別の実態を認め、教育・啓発や実態調査の必要性を求められた内容になっています。

 

講師は、今後の部落問題の取り組みは、「部落に対する偏見や誤解に向き合って行くためには、問題や実態を可視化することが必要ではないか」と話されました。

 

いろんな取り組みを続けていてもなかなか難しいですが、部落差別の問題を自分の事として捉えられるような取り組みを積み重ねていきたいと思いました。

 

次回2講目は、121日『自分のことばで部落問題を語るために~「差別語」問題を整理する』について、石元さんにお話しを伺います。

2018年11月14日 (水)

五中生の体験学習

先週は第五中学校の2年生が、体験学習で豊中人権まちづくりセンターとまちづくり協会に来てくれました。




豊中市役所で開催されていた世界人権宣言パネル展の撮影に行ってもらい、
撮影した写真を使って、パネル展の宣伝ポスターを作りました。



そして新聞記事の切り抜きをして、自分たちが気になった記事をピックアップ。


その記事の感想なども添えてもらいましたが、

記事の本文よりも長い感想を書いてくれました。



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普段はできない貴重な体験をしてもらえたのではと思います。


これからの進学や就職に向けて、少しでも役に立てたのなら嬉しく思います。

2018年11月12日 (月)

障害者問題から市民社会のあり方を問う

土曜日は人権スコラに参加しました。


テーマはタイトルの通り、「障害者問題から市民社会のあり方を問う」で、
2講目の「強制不妊手術から現在の出生前診断、複合差別を考える」でした。



講師は藤原久美子さん(神戸Beすけっと)、


寺田さち子さん(神経筋疾患ネットワーク)、

矢野恵子さん(障害者グループ「あやかぜ」)のお三方でした。

(肩書は人権スコラのパンフレットから抜粋)



「恋人は?」「彼氏は?」「結婚は?」


障害のある女性はそんな質問からも省かれる。



しかし、いざ、社会に出ると、アンケートに答えた女性障害者のうち、3人に一人が、

性被害や性的いやがらせに遭ったという。


障害者であるがゆえに「性」のことから無視される差別。


性的ないやがらせをうける女性差別。


これを複合差別といわずに何というのだろう。
関心が低いのか、参加者が少なかったのがすごく残念でした。


国が進めてきた強制不妊手術は、「自己責任」や「個人の選択」として
個々にゆだねられてきている。
けれども、結果的に社会が障害者を受け入れない風潮にあるがために

結局は中絶を選択(障害者を排除)することになっているのではないのだろうか。


かりに出生前診断で「陽性」が出たとしても、


病院や自治体が、「こういう支援がありますよ」「こういう療育があります」といった
情報を示してくれたならば、妊婦さんもその家族も、不安が解消されるはずだ。


成長の過程で、事故や病気で障害を負う可能性は誰だって持っている。
それなのに、なぜ生まれてくる新たな命だけが、選別されてしまうのだろうか。


障害ってそんなに悪いことなの?

そんなことを考えた二時間はあっという間でした。

2018年11月 9日 (金)

人権教育をすすめる市民の集い

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日、午後、アクア文化ホールの人権協「市民のつどい」に参加。セレモニーの後、お二人から活動発表があり、その後、清水健さんの記念講演がありました。恒例の取り組みですが、参加者の心を刺激する工夫が凝らされているなあと感じました。

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清水さんの講演は、さすがに場慣れしているなあと思いましたが、関西弁のひらがな言葉での語りは、自分のこれまでの生き方を赤裸々に、おごることなく、謙虚で、「そうなんだ」との共感を呼んだと思います。


人は生かし・生かされ、守り・、守られ、支え・支えられ・・・ているということがよく伝わってきました。だから、自分の大切な人・大事な人をぎゅっと抱きしめ、「ありがとう!」と言ってほしい、という訴えがじわっと沁みてきました。

話を聞いて優しい心持ちになれたのではないかと思います。

そして、私が嬉しかったのは、喜多正顕議長が挨拶の中で、人権課題に触れた際に、「同和問題や拉致問題・・・」と 言われたことです。かつては当たり前でしたが、昨今は他の問題に埋もれた感のある「同和問題」をトップにされたというのは、とても心強く思いました。

2018年11月 7日 (水)

タクシー運転手 約束は海を越えて

ソン・ガンホ主演「タクシー運転手 約束は海を越えて」を観てきました。

9月末に塚口さんさん劇場に行く予定が変更になり、

今日が最終日となった、新開地のパルシネマしんこうえんに行ってきました。


商店街を抜けて、坂道を下ったところにあるこじんまりとした映画館でした。

TOHOなどの大きなシネコンではなく、シネ・ヌーヴォや、第七芸術劇場、宝塚シネ・ピピアのよう感じです。

【あらすじ】HPより転載

ソウルのタクシー運転手マンソプは「通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う」という言葉につられ、ドイツ人記者ピーターを乗せて英語も分からぬまま一路、光州を目指す。何としてもタクシー代を受け取りたいマンソプは機転を利かせて検問を切り抜け、時間ぎりぎりで光州に入る。“危険だからソウルに戻ろう”というマンソプの言葉に耳を貸さず、ピーターは大学生のジェシクとファン運転手の助けを借り、撮影を始める。しかし状況は徐々に悪化。マンソプは1人で留守番させている11歳の娘が気になり、ますます焦るのだが…。

事実に基づく内容だそうです。



ネタバレすいません。

クァンジュの事件は授業で習った。

歴史の時間にこういうことが韓国であったんだよ。

韓国(当時は「南朝鮮」と教えられていた)では、市民が拷問を受けて、抑圧されて大変なんだよ。

それに比べて北朝鮮は素晴らしい国なんだ みたいなことを習ってた気がします。

当時は特にそんなに気にもかけていなかった事件が、この年になって、今の日本に閉塞感を抱きながら、この映画を観るとなんともいえない気持ちで胸がいっぱいになった。

1980年というと、ついこないだではないのだろうか。


独裁政権を強いていた朴正熙(パク・チョンヒ)が暗殺されたものの、
全斗換によるさらなる独裁政権が敷かれることになった1980年代の韓国。


「おかしい!」と訴える市民たちの声を、軍はなりふりかまわず暴行を加える。


運動に参加する市民や学生を捕まえては殴る蹴るの暴行や拷問をくわえる。


しかし、メディアは、「反社会勢力の暴徒」としか伝えず、光州には入れなくして、

電話も不通、市民の死傷者をごまかし、軍の死傷者だけを発表する。


しまいには戦車を出して、白旗を掲げる市民をも銃殺する。


そんなことがソウルはもちろん、隣街でも全く知らされていない。


こんな出来事がたった38年前に起きてたことにゾッとした。


知った気でいた韓国の民主化運動だったけれども、やはり映像でみる衝撃は大きかった。


そのチカラに未来を感じたし、そんな歴史の上に今の韓国があることの意味を実感した。


しかしながら、今の日本はどうだろう。


為政者の横暴に追随するメディア、権力者にはさらに権力を与え、

弱い者同士を戦わせようとする国の施策。


この国がゆくゆく40年前の韓国のようになってしまうのではないかと恐ろしくなった。


なんとも目が醒める思いの映画でした。


1987、ある真実の闘いも観たいけど、夜眠れなくなりそうな気がしてちょっと悩んでます。
加藤直樹翻訳の「沸点」を読み直したいです。




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「タクシー運転手 約束は海を越えて」

2018年11月 6日 (火)

人権まちづくりセンター利用者説明会

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3日、豊中および蛍池の人権まちづくりセンターで、「人権まちづくりセンターの機能の見直しにかかる利用者説明会」が、10時と17時にそれぞれ行われた。

 

市の説明によると、現在のまま維持するのは難しいから見直してスリムにすること、余裕のできた部分は多機能化する、つまり他の部門に使ってもらうこと、事業部門は直営をやめて民間にやってもらうということになる。

 

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豊中の説明会で一番問題というか、質疑と意見が集中したのは、児童館部門がどうなるのかということだった。説明では一部の機能・事業は残すが、ほとんどはなくなるということで、出席者から口々に不安・批判の声があがった。案内文にはそんなことをうかがい知れるような文言はなく、会場に来て初めて、そういうことの?!とわかったのだから、そうした事態になるのは当然とも言える。

 

予定時間を超えて2時間近く、質疑が行われたが、出席者の疑問や不安は解消されないまま終わった

 

蛍池の説明会では、市が現行の事業は変わらないというので、出席者から、何がどう変わるのかわからない、何のための説明会なのか、ということになった。それに対して市は、事業は変わらないが、そのままではなく見直しもするし、市直営から民間団体に委託に出すと説明を加えた。が、噛み合うことはないまま40分ほどで終わった。

 

丁寧に説明をし、利用者(市民)との合意を図るという作業を積み上げるという意思が感じられない。移行時期は20204月と決めていることから、市としては是が非でもスケジュール通りに事を運ばないと、という思いも透けて見える。説明はしました、意見は聞きました、となりはしないかと危惧が募る。

 

「機能を見直す」というのであれば、現在の機能はどういうものなのかを確認し、そのうちのどの機能がどう不都合なのかを具体的に示し、こういうふうに変えていきますという説明を資料に基づいてすべきだろう。その手間暇をかけずに、市の方針を通すためにアリバイ的に説明会を行ったのだとしたら、アウトだろう。

 

2018年10月30日 (火)

人権まちづくりセンターの機能の見直しにかかる利用者説明会

人権まちづくりセンターの機能の見直しにかかる利用者説明会


11月3日(土) 10時~11時30分 豊中人権まちづくりセンター



11月3日(土) 17時~18時30分 蛍池人権まちづくりセンター



人権まちづくりセンターの機能の見直しにかかる利用者説明会




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2018年10月29日 (月)

障がい者雇用を進めるために

連投すいません。

記憶が新しいうちに・・・

ここ最近は連続学習会で豊中の催しチラシを配布してもらうだけで、なかなか参加が難しかったのですが、

今月は久しぶりに世界人権宣言大阪連絡会議の連続学習会に参加しました。

テーマは、「障がい者雇用を進めるために」

お話は、大阪知的障害者雇用促進建物サービス事業協同組合
通称エル・チャレンジの理事兼事務局長の丸尾亮好さん。


丸尾さん自身、昔、ビルメンテナンスの会社で働いており
そのときの障碍者雇用率がなんと5.5%だったそうだ。


その実績があるがゆえに、絶対に障害者の雇用はできるという断固たる自信に満ちていた。


自治体の障害者雇用の水増し問題。


障害のある人が働くこと、障害者のワークライフバランスではなく、

数字、法定雇用率を満たすことが目標になっていることを懸念されていた。


実際に雇用するとなると、考えなければいけないことがたくさん出てくる。
久しぶりの学習会はとても勉強になりました。

人の値打ち

世界人権宣言70周年記念豊中集会

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世界人権宣言70周年記念豊中集会


劇団石(トル)一人芝居「人の値打ち~たまちゃんとはるちゃん~」


主演:きむきがん


開催日時:1122日(木)18時開演(1730分開場)


会場:豊中人権まちづくりセンター(豊中市岡町北3-13-7


阪急宝塚線豊中駅徒歩10分・岡町駅徒歩8


チケット代:無料


主催:世界人権宣言豊中連絡会議


受付:当日会場(先着順)


一時保育:118日までに要申込。1歳から小学3年まで(ひとり200円)


問い合わせ先:世界人権宣言豊中連絡会議


電話:06-6841-5300 MAILbwz37306@nifty.com

人権スコラ

10月6日の人権スコラは、NPO法人多民族共生人権教育センターの文公輝さんと

山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司さんのディスカッションの回に参加しました。


文さんには2016年3月、川口さんには2017年4月の人権文化のまちづくり講座にお越しいただきました。
川口さんにお越しいただいたとき、私は職場復帰をしたばかりで、


赤ちゃんもまだ6か月で、夜まで事務所に残るのが難しく
話を聞くことができませんでした。


なんやかんやで、川口さんのお話を聞くのは初めてだったかもしれません。


悪質化するネット社会の部落差別について、ヘイトスピーチ解消法の今後についてを

会場からの質問と共にお話いただきました。


ヘイトスピーチ解消法はあくまで理念法であり、罰則規定がない。


さらに、「ヘイトスピーチ」に限定されている。

在日外国人においては、ヘイトスピーチ以外にも差別や人権侵害がおきている現状を考えると

人権侵害救済法や、規制条例なども必要になってくる。




部落差別解消法も施行から今年で2年目を迎えるが、新たなアクションとして動き出す気配は見えてこない。

しかし、ネットでの差別は日々横行している。



部落差別に限らず、WEB上のマイノリティに対する攻撃は尋常じゃない。


差別の歴史や、知識や情報を学ぶことは、差別を止める盾にもなるし、

差別をする矛にもなりうる。



あなたの振りかざす矛によって、癒すことのできない傷を受ける人。
あなたの掲げた盾によって、生きるエネルギーを得る人。



そういう人たちが自分の周りにいてることをまずは想像してください。


インターネットは自分ひとりの世界ではありません。
モニターの向こう側には、さまざまな人種、属性、いろんな生き方をしてきた人たちがいます。


人として、どう生きるかを考えたとき、どうするかが問われている。
そんな気がした。

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