フォト
無料ブログはココログ

最近のコメント

2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

最近のトラックバック

ウェブページ

2018年1月16日 (火)

神戸にて、人権啓発研究集会

1月11日と12日に、神戸国際展示場を会場に開催され、2日目に参加してきました。

 

午前は第3分科会「子どもの人権」に、午後は第2分科会「社会的弱者と地域支援」に参加しました。

 

1講目は「セクシャルマイノリティの子どもたちの居場所づくり」をテーマに、にじいろi-Ru(アイル)の田中一歩さんと近藤孝子さんにお話しを伺いました。

一歩さんは被差別部落で「差別はおかしい」と教えてくれる人がいる中で、女の子として育ってきました。しかし、誰にも言えないひみつがありました。それは「何で男なのに、こんな体なんやろう?」「世界の中で、自分は変な人」と思っていて、自分の部屋だけが男の子になれる場所でした。社会人になるまで、体と同じ女性として生きてきましたが、はじめて勤務した職場で、人の気持ちを大事にする近藤さんに出会い、今の自分をそのまま受入れてくれる近藤さんに、自分の事を話していました。

でも、一歩社会へ出ると「あの人男?女?」という視線があり、外へ出ることがしんどくなった時期もありました。

今はそんな自分と同じ性の問題で悩んでいる子どもたちの居場所を作るために、2人で学校へ訪問し、子どもたちへ話をする活動をされていて、子どもたちの感想もたくさん紹介されました。

Img_0283

 

2講目は、『「子どもの最善の利益」とは何か』をテーマに、川西市子どもの人権オンブズパーソン前代表/奈良女子大学名誉教授の浜田寿美男さんにお話しを伺いました。

現在、子どもの育ちを見るときに「発達」と言い過ぎではないか?

オンブズパーソンの相談業務では、いじめの問題の相談などがあり、いじめがおこったときに、いじめた側への指導はあっても、いじめた側の背景のしんどさに寄り添った支援がないように思う。

今、学校現場は個々の学力重視になってしまい、共同性(集団)の問題が重視されない中で、いじめの問題があるのではないか。

今の子どもは自尊感情が低いので「ほめましょう」と言われるが、例えば、0歳の子どもに対して、年長さんが一生懸命関わろうとする場面をみると、子どもたちが一生懸命関わろうとする機会を作れていないのではないかと思う。

人は本来は弱い人を助ける力を持っているから、「発達」は大事だけれども、学力を競わされているように感じる。

日常的な生活と人権教育の大切さがつながるような教育が必要だというお話でした。

Img_0286

 

3講目は、「沖縄差別の深層 人ごとの論理とヘイト言説」をテーマに、琉球新報者読者事業局次長兼出版部長の松元剛さんにお話を伺いました。

全国版の新聞等でも報道されていますが、米軍基地に関わる事故等が続く中、その背景には、住民の活動に対して、事実ではないヘイトがあります。事故だけでなく、レイプ殺害事件や大阪府警機動隊員の土人発言に対して大阪府の松井知事が不適切と言った上でだが、擁護するなどもありました。関西地域で報道されている番組には、ヘイト的な内容が放送されていても、沖縄の人たちは知りません。

一方で、米軍基地は騒音防止協定が結ばれているにもかかわらず、時間外にオスプレイが飛んでいる現状があります。

間違った情報には「沖縄の人は基地で儲かっている」などもあり、落下物事故がおきても、次の日にはもう飛んでいる事実があります。

基地に反対しても反映されることはなく、沖縄の基地の問題が沖縄の人の問題になっているのではないか、みんなの問題として考えないと行けない事ではないかというお話でした。

Img_0290

年1回の研究集会ですが、参加する度に新たな学びと出会いがあります。

今後の啓発事業等に繋げられるように、検討していきたいと思います。

2018年1月11日 (木)

知っていますか、飛田の歴史

人権文化のまちづくり講座

知っていますか、飛田の歴史
 
2月28日(水)18時30分~20時30分
会場:豊中人権まちづくりセンター

講師:宮前千雅子さん(関西大学人権問題研究室委嘱研究員)


入場無料、申し込み不要です。

一時保育をご希望の方は2月21日までにお申し込みください。
詳しくはまちづくりセンター、またはまちづくり協会までお問合せください。
2018228a4web_2

2018年1月 9日 (火)

施設「内覧会」に思う

豊中人権まちづくりセンターと同じ校区に二つの施設(児童養護施設「翼」=写真上、障害者グループホーム「ひだまりの家」=写真下)が完成し、「内覧会」がありました。 

1179
1348

ここに至る経緯を振り返ると、この場所には法務局の出張所がありましたが、20079月に同出張所が池田に統合されて移転した後、しばらく空き地になっていました。2015年に豊中市が児童養護施設と障害者のグループホームを誘致することを決め10月には事業者の公募選定が行われ、20161月には住民説明会も開催されました。住民から駐車場の確保、植栽の見直し等の要望が出され、幾度も市・事業者と住民が面談を重ねましたが、理解・合意に至らず、住民は8月に「施設建設反対協議会」を結成するに至りました。

1284

 

昨今、保育園の建設も住民の反対でできなくなるということが起こっていますが、「児童養護施設」および「障害者グループホーム」については、これとはまた違った意味合いがあると思います。いわゆる社会的な困難を抱えた人たち、マイノリティーに対する偏見が根っこにあり、それが忌避・排除につながっているのではないかと推察します。

 

本件で話し合いが了解点になかなか達しないのは、そうした事情があった事は間違いありません。もちろん、住民の全てがそうではなく、逆に積極的に受け入れるべきだという方も少なからずおられます。だから、住民の間に分岐が生じ、話し合いの場で対立するといった場面もありました。

1233


 市や事業者が、施設建設に反対する住民の要望を聞き、受け入れられるものは受け入れるという対応をする中で、反対する住民の中にも軟化する人が出てきたりするようになりました。そして、昨年10月に襲来した台風をきっかけに、反対派の人たちが掲示していた看板も一部を除いて外されるに至りました。

 

もちろん、反対派の人たちがそれまでの見方や考えを変えたのかどうかはわかりません。それでも表立って強硬に反対の論陣を張っていたことを思えば、隔世の感があります。しかし、「結果よければ全てよし」という訳にもいかないことも明らかです。大事なことは、地域でこうした問題が起きたときに、その現実を共有し、解決に向けた協働作業をできるかどうかということだと思います。そのためには、日ごろからの人とのつながり(人間関係)を築いておくこと、すなわち、人権に裏打ちされた地域力を蓄えることが不可欠になります。

1344

 3年越しで施設は完成し、入所者が生活を始めることになりましたが、これで終わりではありません。地域住民との新しい関係づくりもこれからで、その意味では、「問題」は次のステージに移ったということだと思います。引き続き、取り組まねばなりません。

2018年1月 4日 (木)

2018年のスタート!

朝方はまだフルムーンが西の空に浮かんでいましたが、ゲキサムです。まちづくりセンターの屋上にあがると、昨日の雨が残っているところは薄氷が張っていました。

1150_2


東の空は朝焼けでした。

1141_2


年末から寒い日が続いています。事務所も1週間ぶりで、床からしんしんと冷えが伝わってきます。午後には人の体温で少しはましになると思いますが、今年も熱い心で頑張りますので、よろしくお願いします。

2017年12月28日 (木)

2017年の年の瀬に

今日(28日)で今年の業務は最後、新年は4日からです。

振り返ればいろんなことがありました。「森友事件」では一躍「豊中」の名前が売れました。校区では児童養護施設・障害者のグループホーム建設反対運動が持ち上がりました。これらは平和や人権とは相いれない事件で、私たちの取り組みがまだまだ弱いことを知らされました。

「部落地名総鑑」の元ネタとなった資料を元にした復刻版が「鳥取ループ」をなのる者によってネットに晒される事件の裁判が進行中ですが、インターネットの時代における部落問題のありよう(寝た子はネットで起こされる)をしっかりとらえ、これに対する取り組みが不可避となっています。容易ではありませんが、協会としてできることをやらねばと思います。

そうした中、「部落差別解消法」ができて1年経過しましたが、具体的な動きはありません。このままでは「お飾り」になってしまいかねません。国・政府待ちではなく、地域・自治体からとりくみを提起していかねばならないと思います。しかし、地元の自治体(豊中市)でも、前に踏み込むのではなく、うすめや後退の動きが目につきます。法を活かすも殺すも私たちにかかっていることを痛感します。

11月には梅田のヨドバシカメラ前で「ヘイト街宣」に遭遇しました。ヘイト派とカウンター派と警察官で現場はごった返し、言ってることが聞き取れないほどの喧騒でした。白昼堂々とこうした差別扇動がまかり通る現実、それを止めることができない現実に歯噛みする思いでした。ヘイト派が表に出てこれないような状況(カウンターで圧倒し、孤立させる)をつくらねばなりません。

個人的には、4月に避難指示が解除された「富岡町」と「浪江町」を歩き、殺伐とした街の様子に息を呑んだことが印象に残っています。復興いまだ遠しを実感しましたし、人が住んで暮らしを紡ぐにはまだまだ時間が必要だと思いました。

2017年もいろんな取り組みに参加していただき、ありがとうございました。2018年も引き続きご愛顧と叱咤激励をお願いする次第です。(ささき)

1099




2017年12月27日 (水)

地元の教職員の研修会で

26日、地元の中学校区(第五中学校、原田小学校、箕輪小学校、克明小学校)の合同研修会で10数年ぶりに話をさせていただきました。

「部落問題の歴史を振り返り、豊中の部落問題を考える」とのテーマで、部落問題解決に向けた100年の歩みと、豊中の被差別部落の歴史について話しました。研修会をするにあたって、事前にテーマに沿った簡単なアンケートをしていただきましたが、「解放令」や「同対審答申」「特別措置法」「解放会館」について、「知らない」と回答された方もいたことから、基本的なことも話をする必要があるなと思い、盛りだくさんの内容になってしまいました。

当然、知っているであろうと思うことが、意外に知らないのだということ、世代交代がどんどん進み若返りをしている中、継承が難しくなっていることを改めて知りました。

丁寧に話をしたつもりですが、走った感は否めず、どこまで伝わったのか、少々不安なところもありますが、こうした場を企画し、呼んでいただき、話をする機会をつくっていただけることがとてもうれしく思います。

豊中でも部落問題学習は長期低落傾向にあり、なかなか抜け出すことはできていないのが実情です。この日の研修会にそうした状況を変えることを期待するのは現実的ではありませんが、こうしたことの積み重ねが大事だと思います。打ち上げ花火で終わることなく、話を聞いていただき、学校に持ち帰り、仲間で話をし、次のとりくみにつなげていく、そうしたことのきっかけになればいいなと思います。

1116
レジメ

五中校区教職員人権研修

「部落問題の歴史をたどり、豊中の部落問題を考える」

                                           2017.12.26

1.はじめに

2.部落問題解決の歩み

3.「同対審答申」とは・・・

4.「答申」「特別措置法」の成果 (資料①「同和対策事業特別措置法」)

5.部落問題のとらえ方

6.部落問題は今

7.豊中の部落 (資料②「人権まちづくりセンター「2館体制」について)

8.まとめにかえて

①部落差別の特性

②なぜ、そこに部落があるのか?

③ネット時代の部落問題

④部落問題を可視化する

⑤部落と出会い直し、「部落問題観」を磨く

2016年、「人権3法」が施行 (資料③「機関誌「じんけんぶんかまちづくり」第54号)

⑦部落問題解決のために (資料④「第7期「同和問題解決推進協議会」意見書より)

⑧ふりかえり(年表)

 

2017年12月21日 (木)

12月21日の「朝日新聞」より

1712212_2




「私たちがともに生きるために」

1128日に、現代的課題講演会の2講目を実施しました。

お話しは、現在とよなか国際交流協会で勤務されている三木幸美さんにお話を伺いました。

タイトルは、「私たちがともに生きるために」

~「ちがい」と「まちがい」の境界線~ 

三木さんは、フィリピン人の母と日本人の父との間で生まれますが、母のビザが切れていたために、8歳まで戸籍がありませんでした。しかし、被差別部落の地域の人の支えがあり、戸籍の取得ができたそうです。

母親は日本語が得意ではないので、子どもの時から、母親の為に通訳の役割を担ってきましたが、思春期の頃は、そういう毎日が嫌になった時期もあったそうです。

その後も、いつ差別を受けても言い返せるようにと、学んできたつもりでしたが、中学校の時に差別発言を受けます。この時は、返せると思っていたのに、頭が真っ白になって何も返せなかったそうです。

高校に入ると、学校の取り組みで、自分を語る活動がありましたが、時には跳ね返されるときもあり、話す意味があるのかと思った時期もあったそうです。 

そんな、高校生までの活動や経験から、外国にルーツを持つ子どもたちの力になれないかと、大学の入学をきっかけに、国際交流協会でボランティアをはじめます。はじめは、子どもに関わる中で、子どもたちを元気にさせてあげようと思っていたけれど、自分の子どもの時とは違っていました。取り組む中で、子どもは「きっとこうだろう」という思い込みで押し付けていたり、「やってあげよう」と思っていた自分に出会います。

三木さんは、現在ダンス教室を通して、ダンスは入り口で、その中が「話ができる場所」であってほしいと思いながら活動されています。 

今年度の現代的課題講演会では、1講目のいつきさんの話にもありましたが、自分の事が話せる場所は大事だというお話が重なりました。

解放会館から人権まちづくりセンターへ名称は変わりましたが、様々な差別によって、しんどくなった人や子どもたちの居場所であったように、これまでも、ここへ来ると「ホッ」とできる場所であって、元気がもらえる場所であったように、これからも、そんな場所でありつづけられるように取り組みたいと思いました。

201711


2017年12月18日 (月)

「出会いは世界を広げていく」

2017年度の現代的課題講演会の1講目は、土肥いつきさんにお話を伺いました。

タイトルは、「出会いは世界を広げていく」

      ~トランスジャンダー生徒交流会からの発信~

 

とても、短くまとめられるような内容ではないのですが、とりあえず感想を書いてみました。詳しくは、機関誌1月号でご報告させていただきます。

 

自分の中でも、LGBTの問題が理解出来ていると思っていなかったので、是非、今年度はお話を聞く機会を持ちたいと思っていて、やっと実現しました。

 

いつきさんは、ご自身もトランスジェンダーということをカミングアウトされて、トランスジェンダーの子どもたちのサポート活動をされています。

その中での、数人の子どもたちの事例をお話していただきました。

トランスジェンダーの子どもたちは、心と体の性の違和によって、日々の生活自体がしんどいので、少しでも早く手術を受けたいと思う子どももいるということでした。そういう子は、まずは働いてお金を貯め手術を受けて、心と同じ性でスタートしたいと思っている子どももいるそうです。しかし、一定の学力は必要なので「まずは、高校を卒業してから」と話をされているそうです。ご自身が高校の教師をされていて、これまでの経験から、子どもたちの将来を思うからこそ伝えられる言葉であると感じました。

 

LGBTについても分かりやすく説明していただきましたが、LGBTの問題は、他の人権問題とつながる話しで、障害者問題、女性問題、沖縄出身の人への眼差し、在日外国人への問題などが、部落問題の歴史にある「水平社宣言」の中の「人間を尊敬する事」がすべてつながる話であるという話が特に印象的でした。

 

最後に話をされた、「男と女の間に隙間があって、その隙間が大きければ大きいほどいい」という言葉の意味と、沖縄出身の金城さんの「隙間があることが大事」の言葉の意味を重ねて説明していただきました。

 

今回の講演の「出会いは世界を広げていく」というタイトルを受け取ったときに、本当にそうだなと思ったのが昨日のようですが、これからも、いろんな事業を通して、人と人が出会い、その間にはより広い隙間ができるつながりができるような、そんな事業を作って行きたいと思いました。

Dscn3537_7

2017年12月11日 (月)

世界人権宣言69周年記念大阪集会

6日の水曜日は、世界人権宣言69周年記念大阪集会に参加しました。


障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消法の3つをテーマに
熊谷晋一郎さん、石橋学さん、片岡明幸さんのお三方にそれぞれお話を伺った。




Dsc_3380
 
ひとり30分という短すぎる報告をお三方それぞれにお話いただき、
その後、会場からの質問を受け付けながら、再び5分から10分ずつお答えいただいた。


なんとも核心に迫り切らない内容だったように感じた。


Dsc_3381

3つも欲張らずに、もう少しテーマを絞ってもよかったように思った。

«夜間中学生