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2017年10月

2017年10月31日 (火)

7ランドの研修を終えて・・・。

10月17、18、25、26日の4日間、7ラウンドに及ぶ上下水道局の人権研修が終わりました。かつてないことでしたが、やり切った感はあります。問題は、参加者がどのように聞き、受け止めてくれたかということです。

年3回行われている職場での人権研修ですが、部落問題がテーマに取り上げられることはそうあることではないと思います。その意味では、局の全職員の方がそうした研修を聞いていただく意味はちいさくはないと思います。

70分ほどの時間でしたが、事前のアンケートを見ると、やはり基礎的なことも話す必要があると思い、話が膨れすぎて散漫になったきらいもあるかもしれません。でも、話す側としては、この機会に「これだけは言っておきたい」ということになりますから、致し方ありません。

部落差別が今なお生きている現実社会に生きる者として、公の仕事に携わる者として、この問題を避けては通れませんし、いつ・どこで、向き合い方を問われることになるやもわかりません。その時に、話の一端を思い出していただけるようなことがあればいいなと思います。

そして、それぞれがこれまで生きてきた人生の中で培い、身に付けてきた部落問題に対する見方・考え方(部落問題観)を振り返り、見つめ直すきっかけの一つになったのであれば、これまたうれしいことです。

どうしたら部落差別をなくすことができるのか?この問いに対して、シンプルかつ断定的に答えることは不可能ですが、それを求め、明らかにする営みを止めないこと、これが肝心だと今、改めて思っています。(ささき)

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人権文化のまちづくり講座

明日から11月です。本当に早いですね。



11月は人権月間ということもあり、市内施設で人権に関するさまざまな事業が実施されます。


豊中人権まちづくりセンターでは、11月24日(金)に多民族共生人権教育センター理事長の

朴洋幸(パク・ヤンヘン)さんを講師に招き、

「ヘイトスピーチってなに?ヘイトスピーチ解消法から多様な人との共生を考える」の講演を開催します。


参加無料、申し込み不要です。


お気軽にお越しください。


11月24日(金) 午後2時~3時30分


お話:朴洋幸(パク・ヤンヘン)さん(NPO法人多民族共生人権教育センター理事長)



会場:豊中人権まちづくりセンター(阪急宝塚線豊中駅徒歩8分)

豊中市岡町北3-13-7
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2017年10月26日 (木)

同和問題解決推進協議会の開催

1025日の夜、豊中市役所にて今年度3回目となる協議会が開催された。今回の議論のテーマは、一つが「市民啓発のあり方」について、もう一つが「人権まちづくりセンターのあり方」についてであった。
インターネット上の差別状況、教育現場における人権教育への取り組み方、人権まちづくりセンターの役割・機能などについて、それぞれの委員がそれぞれの立場で疑問や考えを出していくなど、自分は昨年度からこの協議会に参加してきたが、これまでで一番熱い議論の場になったように思う。
市民啓発として求められる成果(理想)と市の事業として求められる成果(現実)との違い、センターと協会との部落問題や人権問題への取り組みに対する意識・認識の違いなど、センターや協会の持つ課題について改めて痛感させられる部分もあったが、個人的には人権まちづくりセンターという施設の重要性について再認識するとともに「自分もようやく同解協の一員になれたかな?」と実感する機会になった。
今回の議論で提案された意見について、実現できるかできないかを整理していきながら、少しでも今後の事業や取り組みに活用していければと思う。

2017年10月20日 (金)

世人大連続学習会

18日は世界人権宣言大阪連絡会議の連続学習会に参加しました。


テーマは「朝鮮学校無償化裁判と補助金裁判~子どもたちの学ぶ権利を求めて」


朝鮮学校の総務部長で、ハッキョの保護者でもある林(リム)さんのお話でした。
2012年から起きた高校無償化の裁判ですが、大阪ではそれにくわえて
補助金裁判と、中大阪朝鮮初級学校の土地の明け渡し裁判(朝鮮学校が土地を買い取ることで和解)も起きていた。
朝鮮学校というと、北朝鮮をイメージされることが多い。

しかし、外交問題や政治問題と教育の問題は別に考えなければいけないのに
なぜか朝鮮学校や北朝鮮に限っては、ひとくくりにされがちだ。


国際社会からみれば極めて当然の「学習権」や「基本的人権」が


拉致問題や北朝鮮の情勢を理由に除外されている。


ことさらに「国民の理解が得られない」というが、
国民の理解を得る努力をしなければいけないのは
在日コリアンでもなければ、朝鮮学校の生徒でもない。

その努力は日本という国がすべきことではないだろうか?



そのための外交ではないのだろうか?


大学生のアンケートには、北朝鮮をよく思わない記述が多数あったが
よく思わなくて当たり前だ。

よく思える報道をこの国で見たことがない。

ドキュメンタリー映画以外で北朝鮮のよいところを流す映像なんか見たことがない。


ありもしないデマを無責任にSNSで垂れ流す人々。
情報化社会が悪いのではない。


使う側の意識やモラルの欠如、知識の希薄さが問題なのだ。


少し考えたり、自分で調べればわかることをせずに
そのままデマを垂れ流す。
大学生のアンケートには、とても良いことを書いている学生もいた。
しかし、8割が「無関心」だと林さんはおっしゃっていた。

差別はしないけど、関心もない。

これはどの問題にも通じるなぁと感じた。

質問の時間に、豊中集会の宣伝をしたかったが時間がなかったのであきらめました。
是非お越しください!

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2017年10月18日 (水)

7ラウンドの研修

市の上下水道局から人権研修の依頼があり、昨日(17日)からスタートしました。300人対象で、職場も分かれていて、勤務時間も違うので、7回に分けての実施計画です。

1回目を録画し、2回目以降は視聴するという方法もありますがと言われましたが、それはしんどいでしょうと、7回生ですることにしました。

テーマは、「部落差別解消法」の施行を受けて、市職員としてどのように対応するかということですが、それだけにこだわらず、全般的な話をすることにしました。

というもの、事前にお願いしたアンケートの結果を見ると、部落問題についての基礎的な知識が十分でないことがわかったからです。(以下、アンケートの一部)

                                                                               
用語内容を含め知っている言葉は知っている知らない
解放令36(11.6)161(52.2)111(36.0)
水平社73(23.4)151(48.5)87(27.9)
同対審答申36(11.5)100(32.1)175(56.2)
特別措置法46(14.6)162(51.4)107(33.9)
逆差別108(34.6)106(33.9)98(31.4)
寝た子を起こすな120(38.8)119(38.5)70(22.6)
部落地名総鑑114(36.7)103(33.2)93(30.0)
同和地区問い合わせ108(34.7)119(38.2)84(27.0)
解放会館118(37.9)143(45.6)50(16.0)

そして、レジメです。

1.はじめに

2.部落問題解決の歩み

3.「同対審答申」とは・・・

4.「答申」「特措法」の成果

資料① 「同和対策事業特別措置法」

5.法律を読む

資料② 「じんけん ぶんか まちづくり」第54

6.部落問題のとらえ方

7.部落問題は今

8.まとめにかえて

資料③ 第5期「同和問題解決推進協議会報告書」 委員からの意見・所感

昨日は2回、今日は1回、来週4回と続きます。(ささき)

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2017年10月17日 (火)

2017年度「現代的課題講演会」のご案内

今年度も「現代的課題講演会」の開催と内容が決まりました。

 

11月は、講座等が続きますが、是非ご参加下さい。

 

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2017年10月10日 (火)

人権相談の出張相談の場所が11月~3月まで変更になります

人権相談の出張相談の開設場所が11月~3月まで変更します。

これまで、毎月第2・第4木曜日の午後1時から3時まで、豊中市役所の第2庁舎で開設していました「出張相談」を、11月~3月まで、第2木曜日を、庄内公民館で開設することになりました。

第4木曜日は、今まで通り豊中市役所の第2庁舎1階で開設します。

確認したい方は、06-6841-2315へ問い合わせて下さい。

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2017年10月 4日 (水)

世界人権宣言69周年記豊中集会

世界人権宣言69周年記念豊中集会

11月16日(木)映画「ウリハッキョ」 18時30分~20時40分

11月30日(木)講演「朝鮮高校無償化裁判を考える」

18時30分~20時30分


お話:中村一成(いるそん)さん(フリージャーナリスト)


会場:豊中人権まちづくりセンター(どちらも)

入場無料、申込み不要です。お気軽にお越し下さい!

PDFはこちら

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2017年10月 2日 (月)

人権スコラ

30日の土曜日は、市民のための人権大学院「人権SCHOLA」に参加しました。

人権すこらは、部落問題、障害者問題、セクシュアルマイノリティ、ヘイトスピーチなど

さまざまな問題をテーマにしたセミナーが開催されている。


私は「はじめてみよう!これからの部落問題学習」の

3コマ目、「部落に対する誤解や偏見を批判する力を獲得する教育とは」に参加した。
講師は関西大学の石元清英さんで、

石元さんには、まちづくり講座にお越しいただいたことがあるし、

ひゅうまんぷらざか何かでもお話を伺ったことがあった。

参加者は教員が多かったように思う。

会場の席が足りないくらいだった。

石元さんからは、ネット上や学生たちの「部落」や「部落差別」のイメージ、
「なぜ差別されると思いますか」に対する回答を踏まえて


部落の歴史を詳しく説明いただいた。

100年前の新聞というものはゴシップ記事が多く、
そのなかで部落のレッテルが恣意的に貼られていきだしたことにも関係しているいう。

加藤直樹さんに関東大震災の朝鮮虐殺についてのお話を伺ったときも
当時の新聞は週刊誌みたいなゴシップ記事が多かったと話していたことを思い出した。


そして、一般的によくある「血筋が違う」ということへの根拠のなさ。

差別の無根拠性を教えることの意義が問われていると話された。
確かにその通りなんだけども、

正直、同和地区を避けたい人間にとって
根拠などというものはどうでもいいのではないかと思う。
とにかく避けたい。同和地区は嫌。その思いしかない気がした。
そういう人たちにどうアプローチするのかの議論をしたかった。
石元さんが話されたのは部落問題をどう教えるかという「教育」の部分で
私が聞きたかったのは「差別をどうなくすか」の「啓発」の部分だったので
多少、不完全燃焼だったが、このモヤモヤを持ち続けて
学ぶことも大事かなと思った。

次回は11月11日の障害者問題と、飛田の歴史について学んできます。

ヘイトスピーチってなに?

人権文化のまちづくり講座

ヘイトスピーチってなに?

ヘイトスピーチ解消法から多様な人との共生を考える



11月24日(金)午後2時~3時30分

お話:朴洋幸(パク・ヤンヘン)さん
NPO法人 多民族共生人権教育センター理事長

会場:豊中人権まちづくりセンター

申込み:当日、会場にて受付(事前申込みも可能です)

参加無料

お問い合わせは豊中人権まちづくりセンターまで!

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