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2017年12月

2017年12月28日 (木)

2017年の年の瀬に

今日(28日)で今年の業務は最後、新年は4日からです。

振り返ればいろんなことがありました。「森友事件」では一躍「豊中」の名前が売れました。校区では児童養護施設・障害者のグループホーム建設反対運動が持ち上がりました。これらは平和や人権とは相いれない事件で、私たちの取り組みがまだまだ弱いことを知らされました。

「部落地名総鑑」の元ネタとなった資料を元にした復刻版が「鳥取ループ」をなのる者によってネットに晒される事件の裁判が進行中ですが、インターネットの時代における部落問題のありよう(寝た子はネットで起こされる)をしっかりとらえ、これに対する取り組みが不可避となっています。容易ではありませんが、協会としてできることをやらねばと思います。

そうした中、「部落差別解消法」ができて1年経過しましたが、具体的な動きはありません。このままでは「お飾り」になってしまいかねません。国・政府待ちではなく、地域・自治体からとりくみを提起していかねばならないと思います。しかし、地元の自治体(豊中市)でも、前に踏み込むのではなく、うすめや後退の動きが目につきます。法を活かすも殺すも私たちにかかっていることを痛感します。

11月には梅田のヨドバシカメラ前で「ヘイト街宣」に遭遇しました。ヘイト派とカウンター派と警察官で現場はごった返し、言ってることが聞き取れないほどの喧騒でした。白昼堂々とこうした差別扇動がまかり通る現実、それを止めることができない現実に歯噛みする思いでした。ヘイト派が表に出てこれないような状況(カウンターで圧倒し、孤立させる)をつくらねばなりません。

個人的には、4月に避難指示が解除された「富岡町」と「浪江町」を歩き、殺伐とした街の様子に息を呑んだことが印象に残っています。復興いまだ遠しを実感しましたし、人が住んで暮らしを紡ぐにはまだまだ時間が必要だと思いました。

2017年もいろんな取り組みに参加していただき、ありがとうございました。2018年も引き続きご愛顧と叱咤激励をお願いする次第です。(ささき)

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2017年12月27日 (水)

地元の教職員の研修会で

26日、地元の中学校区(第五中学校、原田小学校、箕輪小学校、克明小学校)の合同研修会で10数年ぶりに話をさせていただきました。

「部落問題の歴史を振り返り、豊中の部落問題を考える」とのテーマで、部落問題解決に向けた100年の歩みと、豊中の被差別部落の歴史について話しました。研修会をするにあたって、事前にテーマに沿った簡単なアンケートをしていただきましたが、「解放令」や「同対審答申」「特別措置法」「解放会館」について、「知らない」と回答された方もいたことから、基本的なことも話をする必要があるなと思い、盛りだくさんの内容になってしまいました。

当然、知っているであろうと思うことが、意外に知らないのだということ、世代交代がどんどん進み若返りをしている中、継承が難しくなっていることを改めて知りました。

丁寧に話をしたつもりですが、走った感は否めず、どこまで伝わったのか、少々不安なところもありますが、こうした場を企画し、呼んでいただき、話をする機会をつくっていただけることがとてもうれしく思います。

豊中でも部落問題学習は長期低落傾向にあり、なかなか抜け出すことはできていないのが実情です。この日の研修会にそうした状況を変えることを期待するのは現実的ではありませんが、こうしたことの積み重ねが大事だと思います。打ち上げ花火で終わることなく、話を聞いていただき、学校に持ち帰り、仲間で話をし、次のとりくみにつなげていく、そうしたことのきっかけになればいいなと思います。

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レジメ

五中校区教職員人権研修

「部落問題の歴史をたどり、豊中の部落問題を考える」

                                           2017.12.26

1.はじめに

2.部落問題解決の歩み

3.「同対審答申」とは・・・

4.「答申」「特別措置法」の成果 (資料①「同和対策事業特別措置法」)

5.部落問題のとらえ方

6.部落問題は今

7.豊中の部落 (資料②「人権まちづくりセンター「2館体制」について)

8.まとめにかえて

①部落差別の特性

②なぜ、そこに部落があるのか?

③ネット時代の部落問題

④部落問題を可視化する

⑤部落と出会い直し、「部落問題観」を磨く

2016年、「人権3法」が施行 (資料③「機関誌「じんけんぶんかまちづくり」第54号)

⑦部落問題解決のために (資料④「第7期「同和問題解決推進協議会」意見書より)

⑧ふりかえり(年表)

 

2017年12月21日 (木)

12月21日の「朝日新聞」より

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「私たちがともに生きるために」

1128日に、現代的課題講演会の2講目を実施しました。

お話しは、現在とよなか国際交流協会で勤務されている三木幸美さんにお話を伺いました。

タイトルは、「私たちがともに生きるために」

~「ちがい」と「まちがい」の境界線~ 

三木さんは、フィリピン人の母と日本人の父との間で生まれますが、母のビザが切れていたために、8歳まで戸籍がありませんでした。しかし、被差別部落の地域の人の支えがあり、戸籍の取得ができたそうです。

母親は日本語が得意ではないので、子どもの時から、母親の為に通訳の役割を担ってきましたが、思春期の頃は、そういう毎日が嫌になった時期もあったそうです。

その後も、いつ差別を受けても言い返せるようにと、学んできたつもりでしたが、中学校の時に差別発言を受けます。この時は、返せると思っていたのに、頭が真っ白になって何も返せなかったそうです。

高校に入ると、学校の取り組みで、自分を語る活動がありましたが、時には跳ね返されるときもあり、話す意味があるのかと思った時期もあったそうです。 

そんな、高校生までの活動や経験から、外国にルーツを持つ子どもたちの力になれないかと、大学の入学をきっかけに、国際交流協会でボランティアをはじめます。はじめは、子どもに関わる中で、子どもたちを元気にさせてあげようと思っていたけれど、自分の子どもの時とは違っていました。取り組む中で、子どもは「きっとこうだろう」という思い込みで押し付けていたり、「やってあげよう」と思っていた自分に出会います。

三木さんは、現在ダンス教室を通して、ダンスは入り口で、その中が「話ができる場所」であってほしいと思いながら活動されています。 

今年度の現代的課題講演会では、1講目のいつきさんの話にもありましたが、自分の事が話せる場所は大事だというお話が重なりました。

解放会館から人権まちづくりセンターへ名称は変わりましたが、様々な差別によって、しんどくなった人や子どもたちの居場所であったように、これまでも、ここへ来ると「ホッ」とできる場所であって、元気がもらえる場所であったように、これからも、そんな場所でありつづけられるように取り組みたいと思いました。

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2017年12月18日 (月)

「出会いは世界を広げていく」

2017年度の現代的課題講演会の1講目は、土肥いつきさんにお話を伺いました。

タイトルは、「出会いは世界を広げていく」

      ~トランスジャンダー生徒交流会からの発信~

 

とても、短くまとめられるような内容ではないのですが、とりあえず感想を書いてみました。詳しくは、機関誌1月号でご報告させていただきます。

 

自分の中でも、LGBTの問題が理解出来ていると思っていなかったので、是非、今年度はお話を聞く機会を持ちたいと思っていて、やっと実現しました。

 

いつきさんは、ご自身もトランスジェンダーということをカミングアウトされて、トランスジェンダーの子どもたちのサポート活動をされています。

その中での、数人の子どもたちの事例をお話していただきました。

トランスジェンダーの子どもたちは、心と体の性の違和によって、日々の生活自体がしんどいので、少しでも早く手術を受けたいと思う子どももいるということでした。そういう子は、まずは働いてお金を貯め手術を受けて、心と同じ性でスタートしたいと思っている子どももいるそうです。しかし、一定の学力は必要なので「まずは、高校を卒業してから」と話をされているそうです。ご自身が高校の教師をされていて、これまでの経験から、子どもたちの将来を思うからこそ伝えられる言葉であると感じました。

 

LGBTについても分かりやすく説明していただきましたが、LGBTの問題は、他の人権問題とつながる話しで、障害者問題、女性問題、沖縄出身の人への眼差し、在日外国人への問題などが、部落問題の歴史にある「水平社宣言」の中の「人間を尊敬する事」がすべてつながる話であるという話が特に印象的でした。

 

最後に話をされた、「男と女の間に隙間があって、その隙間が大きければ大きいほどいい」という言葉の意味と、沖縄出身の金城さんの「隙間があることが大事」の言葉の意味を重ねて説明していただきました。

 

今回の講演の「出会いは世界を広げていく」というタイトルを受け取ったときに、本当にそうだなと思ったのが昨日のようですが、これからも、いろんな事業を通して、人と人が出会い、その間にはより広い隙間ができるつながりができるような、そんな事業を作って行きたいと思いました。

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2017年12月11日 (月)

世界人権宣言69周年記念大阪集会

6日の水曜日は、世界人権宣言69周年記念大阪集会に参加しました。


障害者差別解消法、ヘイトスピーチ解消法、部落差別解消法の3つをテーマに
熊谷晋一郎さん、石橋学さん、片岡明幸さんのお三方にそれぞれお話を伺った。




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ひとり30分という短すぎる報告をお三方それぞれにお話いただき、
その後、会場からの質問を受け付けながら、再び5分から10分ずつお答えいただいた。


なんとも核心に迫り切らない内容だったように感じた。


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3つも欲張らずに、もう少しテーマを絞ってもよかったように思った。

2017年12月 7日 (木)

夜間中学生

昨日は世人権大阪記念集会へ参加する前に

リバティおおさか(大阪人権博物館)で開催されている特別展「夜間中学生」を観に行った。

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リバティ手前の土地が更地になっていました。



15年ほど前に初めて読んだ「タカノマサオ」に衝撃を受けた。

戦争の悲惨さはわかったつもりでいた。

命が助かった人たちは、皆、無事に生きているんだと思っていた。

髙野さんは引揚で日本に到着するも、母親とはぐれてしまう。

5歳。娘と同じ年だ。

収容所から脱走し、スリ、かっぱらい、生きるためならなんでもした。

廃品回収業の朝鮮人のおじさんにかるたで「たかのまさお」と名前をつけてもらったという。


なんども警察に捕まり、名前を書けと言われても
字がわからないので書かないでいたら殴られた。

警察で「早く死ね」と言われたという。

自分の目の前で友人が刺されて死ぬのを目撃した。


そしてある日、夜間中学の存在を知り、文字を学ぶ喜びを知り、
憲法によって保障される学ぶ権利が奪われていた事実を知り、怒りも覚えた。


特別展「夜間中学生」は、
そんな髙野雅夫さんが夜間中学校を作ってほしいと全国を駆け巡る様子が展示されている。

戦争、貧困、病気、外国人であることが理由に学校に通えなかった人たちの
切実な思いが、詩や短歌などに、一文字一文字、込められていた。


数の問題ではない。


困っている人の数が多いから手立てを考えなければいけないのじゃなくて、

数が少なくても、困っている人がいるならば、その困難から救ってあげなければいけない。


昨今、権利として声をあげようものなら、
「わがままだ」とか、「特権だ」、「クレーマーだ」とか言われる。

奪われた権利を奪い返す。

その声をあげることが一体なぜ特権といわれるのだろうか。


髙野さんたちが闘って勝ち取ってきた教育の機会をめぐる運動は
すごいとしかいいようのない歴史が詰まっていた。


府庁や県庁への要請行動、個人宅への働きかけ
髙野さんの当時のスケジュールが記載されている展示などもあり、

「休養」と赤字で書かれていたのは、一ヶ月のうちたった一日だった。
時折、スタッフさんと思わしき男性が、「この展示はね」と説明してくださった。


おかげで「なるほど、」と、さらに想像を膨らませながら
展示物を見ることができた。


毎日毎日、髙野さんが通った夜間中学校に送った「わらじ通信」というハガキが展示されていた。

ものすごい量のハガキだ。

先生は毎日届くそのハガキを授業中に生徒さんたちに読んであげていたという。

そのハガキを捨てずに溜めていた先生が髙野さんに送り返してくれて

今回、展示されたそうだ。

当たり前と思われることが、当たり前のスタートラインにすら立てない人だっている。

子どもの貧困や、発達障害、ひきこもり、病気など、学びたくても学べない人は
時代が変われど、存在する。

そういう人たちを排除するのではなく、再び学びの場に立てるようにならなければいけない。

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2017年12月 2日 (土)

人権相談の特設を開設します

12月が人権月間の取り組みの一つとして、人権相談の特設を行います。
人権侵害を受けた、その他、人権侵害ではないか?と思われる相談など、どこに相談居sていいかわからなくて、お悩みの方も含めて、是非、この機会にご連絡下さい。
 
12月4日(月)~12月9日(土)まで、お昼を除く9:00~17:00まで開設します。
 
12/4・12/6・12/8・12/9の会場は、蛍池人権まちづくりセンター内です。
電話は、06-6841-2315です。
12/5・12/7の会場は、豊中人権まちづくりセンター内です。
電話は、06-6841-5300です。
お間違いのないように、ご連絡・ご来館ください。
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