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2018年1月

2018年1月16日 (火)

神戸にて、人権啓発研究集会

1月11日と12日に、神戸国際展示場を会場に開催され、2日目に参加してきました。

 

午前は第3分科会「子どもの人権」に、午後は第2分科会「社会的弱者と地域支援」に参加しました。

 

1講目は「セクシャルマイノリティの子どもたちの居場所づくり」をテーマに、にじいろi-Ru(アイル)の田中一歩さんと近藤孝子さんにお話しを伺いました。

一歩さんは被差別部落で「差別はおかしい」と教えてくれる人がいる中で、女の子として育ってきました。しかし、誰にも言えないひみつがありました。それは「何で男なのに、こんな体なんやろう?」「世界の中で、自分は変な人」と思っていて、自分の部屋だけが男の子になれる場所でした。社会人になるまで、体と同じ女性として生きてきましたが、はじめて勤務した職場で、人の気持ちを大事にする近藤さんに出会い、今の自分をそのまま受入れてくれる近藤さんに、自分の事を話していました。

でも、一歩社会へ出ると「あの人男?女?」という視線があり、外へ出ることがしんどくなった時期もありました。

今はそんな自分と同じ性の問題で悩んでいる子どもたちの居場所を作るために、2人で学校へ訪問し、子どもたちへ話をする活動をされていて、子どもたちの感想もたくさん紹介されました。

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2講目は、『「子どもの最善の利益」とは何か』をテーマに、川西市子どもの人権オンブズパーソン前代表/奈良女子大学名誉教授の浜田寿美男さんにお話しを伺いました。

現在、子どもの育ちを見るときに「発達」と言い過ぎではないか?

オンブズパーソンの相談業務では、いじめの問題の相談などがあり、いじめがおこったときに、いじめた側への指導はあっても、いじめた側の背景のしんどさに寄り添った支援がないように思う。

今、学校現場は個々の学力重視になってしまい、共同性(集団)の問題が重視されない中で、いじめの問題があるのではないか。

今の子どもは自尊感情が低いので「ほめましょう」と言われるが、例えば、0歳の子どもに対して、年長さんが一生懸命関わろうとする場面をみると、子どもたちが一生懸命関わろうとする機会を作れていないのではないかと思う。

人は本来は弱い人を助ける力を持っているから、「発達」は大事だけれども、学力を競わされているように感じる。

日常的な生活と人権教育の大切さがつながるような教育が必要だというお話でした。

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3講目は、「沖縄差別の深層 人ごとの論理とヘイト言説」をテーマに、琉球新報者読者事業局次長兼出版部長の松元剛さんにお話を伺いました。

全国版の新聞等でも報道されていますが、米軍基地に関わる事故等が続く中、その背景には、住民の活動に対して、事実ではないヘイトがあります。事故だけでなく、レイプ殺害事件や大阪府警機動隊員の土人発言に対して大阪府の松井知事が不適切と言った上でだが、擁護するなどもありました。関西地域で報道されている番組には、ヘイト的な内容が放送されていても、沖縄の人たちは知りません。

一方で、米軍基地は騒音防止協定が結ばれているにもかかわらず、時間外にオスプレイが飛んでいる現状があります。

間違った情報には「沖縄の人は基地で儲かっている」などもあり、落下物事故がおきても、次の日にはもう飛んでいる事実があります。

基地に反対しても反映されることはなく、沖縄の基地の問題が沖縄の人の問題になっているのではないか、みんなの問題として考えないと行けない事ではないかというお話でした。

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年1回の研究集会ですが、参加する度に新たな学びと出会いがあります。

今後の啓発事業等に繋げられるように、検討していきたいと思います。

2018年1月11日 (木)

知っていますか、飛田の歴史

人権文化のまちづくり講座

知っていますか、飛田の歴史
 
2月28日(水)18時30分~20時30分
会場:豊中人権まちづくりセンター

講師:宮前千雅子さん(関西大学人権問題研究室委嘱研究員)


入場無料、申し込み不要です。

一時保育をご希望の方は2月21日までにお申し込みください。
詳しくはまちづくりセンター、またはまちづくり協会までお問合せください。
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2018年1月 9日 (火)

施設「内覧会」に思う

豊中人権まちづくりセンターと同じ校区に二つの施設(児童養護施設「翼」=写真上、障害者グループホーム「ひだまりの家」=写真下)が完成し、「内覧会」がありました。 

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ここに至る経緯を振り返ると、この場所には法務局の出張所がありましたが、20079月に同出張所が池田に統合されて移転した後、しばらく空き地になっていました。2015年に豊中市が児童養護施設と障害者のグループホームを誘致することを決め10月には事業者の公募選定が行われ、20161月には住民説明会も開催されました。住民から駐車場の確保、植栽の見直し等の要望が出され、幾度も市・事業者と住民が面談を重ねましたが、理解・合意に至らず、住民は8月に「施設建設反対協議会」を結成するに至りました。

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昨今、保育園の建設も住民の反対でできなくなるということが起こっていますが、「児童養護施設」および「障害者グループホーム」については、これとはまた違った意味合いがあると思います。いわゆる社会的な困難を抱えた人たち、マイノリティーに対する偏見が根っこにあり、それが忌避・排除につながっているのではないかと推察します。

 

本件で話し合いが了解点になかなか達しないのは、そうした事情があった事は間違いありません。もちろん、住民の全てがそうではなく、逆に積極的に受け入れるべきだという方も少なからずおられます。だから、住民の間に分岐が生じ、話し合いの場で対立するといった場面もありました。

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 市や事業者が、施設建設に反対する住民の要望を聞き、受け入れられるものは受け入れるという対応をする中で、反対する住民の中にも軟化する人が出てきたりするようになりました。そして、昨年10月に襲来した台風をきっかけに、反対派の人たちが掲示していた看板も一部を除いて外されるに至りました。

 

もちろん、反対派の人たちがそれまでの見方や考えを変えたのかどうかはわかりません。それでも表立って強硬に反対の論陣を張っていたことを思えば、隔世の感があります。しかし、「結果よければ全てよし」という訳にもいかないことも明らかです。大事なことは、地域でこうした問題が起きたときに、その現実を共有し、解決に向けた協働作業をできるかどうかということだと思います。そのためには、日ごろからの人とのつながり(人間関係)を築いておくこと、すなわち、人権に裏打ちされた地域力を蓄えることが不可欠になります。

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 3年越しで施設は完成し、入所者が生活を始めることになりましたが、これで終わりではありません。地域住民との新しい関係づくりもこれからで、その意味では、「問題」は次のステージに移ったということだと思います。引き続き、取り組まねばなりません。

2018年1月 4日 (木)

2018年のスタート!

朝方はまだフルムーンが西の空に浮かんでいましたが、ゲキサムです。まちづくりセンターの屋上にあがると、昨日の雨が残っているところは薄氷が張っていました。

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東の空は朝焼けでした。

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年末から寒い日が続いています。事務所も1週間ぶりで、床からしんしんと冷えが伝わってきます。午後には人の体温で少しはましになると思いますが、今年も熱い心で頑張りますので、よろしくお願いします。

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