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2018年1月 9日 (火)

施設「内覧会」に思う

豊中人権まちづくりセンターと同じ校区に二つの施設(児童養護施設「翼」=写真上、障害者グループホーム「ひだまりの家」=写真下)が完成し、「内覧会」がありました。 

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ここに至る経緯を振り返ると、この場所には法務局の出張所がありましたが、20079月に同出張所が池田に統合されて移転した後、しばらく空き地になっていました。2015年に豊中市が児童養護施設と障害者のグループホームを誘致することを決め10月には事業者の公募選定が行われ、20161月には住民説明会も開催されました。住民から駐車場の確保、植栽の見直し等の要望が出され、幾度も市・事業者と住民が面談を重ねましたが、理解・合意に至らず、住民は8月に「施設建設反対協議会」を結成するに至りました。

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昨今、保育園の建設も住民の反対でできなくなるということが起こっていますが、「児童養護施設」および「障害者グループホーム」については、これとはまた違った意味合いがあると思います。いわゆる社会的な困難を抱えた人たち、マイノリティーに対する偏見が根っこにあり、それが忌避・排除につながっているのではないかと推察します。

 

本件で話し合いが了解点になかなか達しないのは、そうした事情があった事は間違いありません。もちろん、住民の全てがそうではなく、逆に積極的に受け入れるべきだという方も少なからずおられます。だから、住民の間に分岐が生じ、話し合いの場で対立するといった場面もありました。

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 市や事業者が、施設建設に反対する住民の要望を聞き、受け入れられるものは受け入れるという対応をする中で、反対する住民の中にも軟化する人が出てきたりするようになりました。そして、昨年10月に襲来した台風をきっかけに、反対派の人たちが掲示していた看板も一部を除いて外されるに至りました。

 

もちろん、反対派の人たちがそれまでの見方や考えを変えたのかどうかはわかりません。それでも表立って強硬に反対の論陣を張っていたことを思えば、隔世の感があります。しかし、「結果よければ全てよし」という訳にもいかないことも明らかです。大事なことは、地域でこうした問題が起きたときに、その現実を共有し、解決に向けた協働作業をできるかどうかということだと思います。そのためには、日ごろからの人とのつながり(人間関係)を築いておくこと、すなわち、人権に裏打ちされた地域力を蓄えることが不可欠になります。

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 3年越しで施設は完成し、入所者が生活を始めることになりましたが、これで終わりではありません。地域住民との新しい関係づくりもこれからで、その意味では、「問題」は次のステージに移ったということだと思います。引き続き、取り組まねばなりません。

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